世界の中で最も眠れていないのは日本人女性!
経済協力開発機構 OECD の国際比較調査では、日本人の睡眠時間が加盟国中でもっとも短いことも衝撃でしたが、とりわけ日本人女性の睡眠時間が短かったのです。
今回は、世界一睡眠時間が少ないという日本人女性の実態とその原因についてお話しします。
もしかしてあなたも、周りと同じと当たり前すぎて、睡眠不足に陥っていることに気がついていないだけかもしれません。
こんにちは。
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ナースYUKOの すごい睡眠 ディープスリープケアです。
まずはその実態をみていきましょう。
世界一睡眠時間が少ない日本人女性
日本人の睡眠偏差値は低く、睡眠不足による日本の経済的な損失は約15兆円にも上ると話題になりました。
しかし、これだけでは終わらなかったのです。
実はなんと、日本人女性は、世界一睡眠時間が少ないことがわかったのです。
さらに!
働く女性の睡眠時間が男性よりも短いのは、なんと日本くらいなのだそうです。
働き者で有名な日本の男性よりもさらに寝ていなかったのです。
(目覚め方改革プロジェクトより引用)
日本の働く女性の中でも、仕事が終わってから家事育児が待っているワーキングマザーはもっと忙しいでしょう。
家事育児を労働時間に加えると、ブラック企業で働いているのと同じくらい過酷な状況なのだそうです。
なぜ日本人女性の睡眠時間は、こんなにも短くなってしまったのでしょうか。
日本の働く女性の睡眠時間が少ないわけ
睡眠時間が少ない日本女性の中でも特に短いのが、40-50代女性なのだそうです。
(目覚め方改革プロジェクトより引用)
職場では女性の進出が進み、男女の関係なく、能力で仕事を任されるようになってきましたね。
とてもよいことですが、その一方で、特に日本では、家事や育児の負担が、いまだに女性に重くかかっています。
夫がどのくらい家事育児をサポートしてくれるかによって、ワーキングマザーの睡眠時間が左右されることはすでにわかっています。
といっても、日本の男性がみな、「家事育児は女性がすべき」だなんて考えているわけではないのは あなたも知っているでしょう。
私の周りにも家事育児に参加したい日本人男性はたくさんいます。
日本社会はまだまだ仕事より家庭を優先する男性を 非難する傾向があるようです。
特に会社という組織で仕事をしている男性は、個人のペースで仕事をするのは難しいことでしょう。
例えば北欧では、育児に積極的でない男性は、白い目で見られるのだそうです。
国や会社組織単位で、男性の家事育児労働への参加を制度として変えていかないかぎり、
今すぐには進まないかもしれません。
また、日本社会においては、シングルマザーの過酷な状況がさらに、日本人女性の睡眠不足を加速していると言っても過言でないでしょう。
このまま日本人女性の睡眠時間が少ないとどうなるの?
睡眠不足(睡眠負債)が続くと、命に関わる病のリスクを高めます。
日々の仕事や日々の生活のパフォーマンスが大幅に低下することもわかっています。
このままだと医療費の増加はもちろんのこと。
かけがえのない母親(妻)を失うことは、子どもにとっても夫ににとっても大きな影をおとすことになります。
そして当然のこと、企業にとっても大きな損失になるでしょう。
日本人女性の睡眠不足は、結果として日本社会の未来に暗い影を落としてしまうのです。
日本の未来をぜひ明るいものにしたいですね!
いかがでしたでしょうか?
日本女性であるあなたは、じゅうぶんな睡眠をとれていますか?
今すぐに日本の社会や、今働いている企業の体質を変えることは 難しいかもしれません。
まずは家庭、夫婦単位で話し合って、ほんの少しでも変わることが社会を変える一歩となるかもしれません。
そして、今すぐに生活習慣を変えることが難しいあなた、1人で抱え込んでしまって どうしたらよいのか わからなくなってしまっているあなたは、いつでもナースYUKOにご相談くださいね。