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睡眠NEWS:成人の睡眠を16パターンに分類! あなたの睡眠は どのタイプ!?

2022年4月14日

睡眠に個性があります。
10人と色です。


人それぞれ個性があります。

そして、同じ人でも様々な要因で、眠りは変化します。


先日、東京大学と理化学研究所による大規模な睡眠研究があり、成人の睡眠パターン16タイプに分類できることが 明らかになりました。


今回は、この研究結果の資料を引用しながら 
成人の睡眠は16パターン! あなたの睡眠は人と違っていい!についてです。


こんにちは!
あなたの不調を根本改善する
すごい睡眠 ディープスリープケアのナースYUKOです。


まずは、睡眠パターンがどのように分類されたのか みていきましょう。



大規模な睡眠解析から成人の睡眠パターンを16に分類

  • 睡眠データは、UKバイオバンクが眠っているのか起きているのかを判定するデータ解析の機械学習アルゴリズム「ACCEL」を開発し、腕時計型のスマート・リストバンドで集められた。
  • イギリスで10万人以上の睡眠のデータが体系的に分析したところ、眠りには16種類のパターンが確認された。具体的に言うと大きく5つのパターン(クラスター:集団)に分けられ、更にそこから小クラスターに分けられた。
  • 腕時計型のスマート・リストバンドから定量的な睡眠パターンの解析が可能になったことで、簡便で正確な睡眠診断が広がり、睡眠健診の実現や睡眠障害の診断や新しい治療法の開発につながることが期待される。

睡眠パターンを16タイプに分類

睡眠に不満・不安をおぼえる人は世界的に増えています。
睡眠を簡単に測定し、1人ひとりの睡眠パターンを数値化することは、ヘルスケアの分野だけでなく、睡眠障害の診断などの医療の観点からも非常に重要です。


そこで東京大学と理化学研究所の研究グループは、独自に開発した、腕の動きから 眠っているのか起きているのかを判別する 腕時計型のスマート・リストバンドと「ACCEL」を用いて、英国の「UK Biobank」にある約10万3,200人の睡眠データーを解析しました。

 ※UK Biobankは、50万人の英国人が参加している、遺伝情報や健康情報を含む、大規模な研究用データベースです。

10万人以上の睡眠データーを解析

その結果、この約10万人の睡眠が、16種類のパターンに分類できることが確認されました。


そのなかには 朝型夜型といった既知の睡眠パターンに加え、不眠症不眠症予備軍といった睡眠障害との関係が疑われる新しい睡眠パターンと思われる 夜中に目が覚める「中途覚醒」や、不規則な睡眠ずっと眠り続けるタイプ睡眠時間は正常でも不眠症になるタイプなど16種類に分類できることが分かりました。




中途覚醒には、眠りは深いが一度目が覚めるとなかなか寝付けないタイプ寝たり起きたりを繰り返すタイプなどに分けられます。
また、睡眠時間は正常でも不眠症になるタイプもあるようです。


さらに、不規則な睡眠がおこるのはシフト勤務によるものと考えられるといいます。

ロングスリーパーは2種類存在し、それは朝型人間夜型人間のタイプです。

1睡眠時間が長く、中途覚醒(夜に目を覚ますことのある)不眠症
2a不規則な睡眠
2b睡眠時間が短く、断片的な睡眠
3a中途覚醒をもつ、睡眠時間は正常な不眠症
3b中途覚醒をもつ、睡眠時間が短い不眠症
3b-1

合計睡眠時間が短く、中途覚醒が長い(眠りは深いが、一度目覚めるとなかなか寝付けない)不眠症

3b-2合計睡眠時間が短く、中途覚醒が長いのと短いのがある(目を覚ました場合、すぐ眠りに落ちることも、数時間眠れないこともある)不眠症
4a1日の生活リズム(睡眠覚醒リズム)が24時間よりも長い
4b平均的な睡眠 データ総数がもっとも多い
4b-1睡眠時間が長い
4b-2朝型
4b-31日の生活リズム(睡眠覚醒リズム)が24時間より短い 「社会的時差ボケ」という症状が見受けられる
4b-4合計睡眠時間が短く、中途覚醒が短い(覚醒と睡眠を頻繁に繰り返し、眠り続けられない)不眠症
4b-5合計睡眠時間が一般的であり、断片的な眠りはあまりない 長い中途覚醒をもつ 不眠症
4b-6夜型
5昼寝をしない睡眠
新たに分類された16タイプの睡眠パターン

 「今後、ウェアラブルデバイス(腕時計型のスマート・リストバンド)などの加速度センサーを用いた計測と、ACCELを用いた解析を進めていくことで、睡眠障害のより良い診断基準の提案や睡眠障害の自動診断方法の開発、さらには新しい治療法の開発につながることが期待されます」と、述べられています。

現代人の多くが「社会的時差ぼけ」の状態

睡眠は、動物の世界で共通に見られる生理現象です。

「昼間に活動し、夜間に7時間程度眠る」といった人間の睡眠の基本的な睡眠パターンは、ヒトの間で共通に見られ、ある程度遺伝的に決まっています。

しかし、この睡眠の基本パターンは個々の環境要因によって 変化することがわかっています。


特に、ライフスタイルの多様化により、現代人はさまざまな睡眠パターンで生活できるようになりました。

電気の普及により 夜間に活動することも 可能になりました。


また、カフェインやアルコールなどを摂取することで、一時的に睡眠時間や、睡眠のタイミングを制御することが可能になっています。

しかし、このような睡眠習慣の多様化には、健康面に関するリスクが伴います。


例えば、夜型の人は、朝から学校や会社に行くという社会的な義務感から 平日は睡眠不足の状態、休日に寝だめをするなどといったことがよくあります。

これは「社会的時差ぼけ」と呼ばれており、肥満や高血圧、精神的なストレスなど 健康への悪影響が懸念されています。


個々に合った指導や医療への期待

さらに現代人の60~70パーセントは満足な睡眠が取れていないと感じています。


その一部の人では、睡眠中に一時的に目が覚めてしまう『中途覚醒』や 眠ろうとしても なかなか寝つくことができない『入眠困難』といった訴えのある不眠症と診断されています。

『中途覚醒』や『入眠困難』などの睡眠パターンは PSG測定と呼ばれる脳波などの測定により正確に調べることができますが、装置が煩雑なため クリニックの外来や自宅などで簡単に睡眠状況を把握することはできません。


一方で、不眠症の診断には 週単位の睡眠パターンを把握することが必要なため、現在の睡眠外来では 睡眠日誌や問診といった個人の指標(患者の訴えなど)に対する診断や治療が中心となっています。

もし1人1人の睡眠を簡単に測定し その結果を数値化できれば、「社会的時差ぼけ」や不眠症といった睡眠障害の睡眠パターンを分類することができるようになれば、個々にあった生活改善指導や、医療が可能になることが 期待されます。

新たな睡眠障害の診断

今回の研究では 睡眠パターンを合計16のクラスター(集団)に分類しています。
その中には睡眠障害に関連する可能性のあるクラスターも含まれていることが分かりました。


「今後、実際に睡眠障害と診断されている人の睡眠データを用いることにより、各クラスターと睡眠障害の関係性をより正確に解明し、数値化された新たな睡眠障害の診断につながることが期待されます。」と述べられています。

また、本研究で不眠症に関連する睡眠パターンを分類できたことと同様に、他の既知の睡眠障害についても細分化することができる可能性があります。


これまで同一の病名で診断されていた睡眠障害がより詳細に分類されることにより、より適切な治療法の確立や、その背後にある遺伝的•環境的な要因の解明が促進されることが期待されます。


さらに、本研究で明らかになった睡眠パターンのクラスターは、睡眠と深く結び付いた心身の健康状態、例えば精神疾患の原因解明を促進する上でも、有益な情報となると期待されます。




睡眠を簡単に測定する環境が整い、自動的に睡眠パターンを判別する技術が生まれることで、気軽に個人が睡眠を測り自身の状態を把握することを身近にしていくと期待できます と述べられています。

この研究は『PNAS』(2022年3月18日付)に掲載されています。


睡眠は10人と色 他の人と違っていい

いかがでしたでしょうか。
あなたの睡眠に近いグループはありましたか?


睡眠にも個性があります。
10人と色です。


人それぞれ個性があります。
そして、同じ人でも様々な要因で、眠りは変化します。


とはいえ多くの人は 目に見える形でないと理解しづらいものです。
何かのカテゴリーに属することで 安心感を覚える方も多くいらっしゃいます。


今回の研究では16グループに分けられましたが、分類方法にはまだ検証の余地があるでしょう。
そして実際に医療や生活の場で役に立つようになるまでは、まだまだ研究が必要です。


自分の睡眠を他の人の睡眠と比べることは 何の意味もないということが明らかとなったことは大きいのです。
あなたの睡眠は 周りの人と違っていて よいのです。


それでも不安になったら いつでもナースYUKOにご相談くださいね。

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