「手当て」ときいてあなたは何を思い浮かべますか?
気になるところや痛いところに
手のひらをしばらく当てておくと…
今回は、手当の力で睡眠の問題も不調も改善できる!
あなたの自己治癒力、手当ての力を見直そう!についてお話します。
こんにちは。
あなたのココロとカラダのお悩みを根本改善する究極の健康美容法
ナースYUKOの すごい睡眠 ディープスリープケアです。
「手当の力」
えっそれって、
ハンドパワーや気功、レイキ、はたまた宗教じゃないの?
ちょっと怪しくない?と思ったあなた!
実は
「痛いところに手を当てる」という行動は
あなたもふだんから無意識にやっていることなのです。
目次
手を当てる「手当て」って特別な力?
医者も薬もない時代から
人間が身につけていた
自分の生命力(自己治癒力)を最大限に発揮する方法。
それが手を当てるだけの「手当て」です。
今や、何か儀式のようなものをしないと
身につかないと思われている方も多いのですが。
それは、
特別なものと思ってしまっている潜在意識を
書き換えるための儀式なのであって
本来はあなたも私も
もともと持っている手当ての力。
信じられる意識さえあれば
あなたも今からすぐに
日常に活用できるのです。
「手当て」はいつでもどこでも
手さえあればできちゃいますが、
1つだけとっても大事なことがあります。
簡単のことです。
「温かい」手で当てること。
当てる手が冷たいと、びっくりしてしまいますからね。
手当てを実践!まずはあなたのお子さんから始めてみよう!
もしあなたにお子さんがいたら
まずはお子さんへの手当てが
おすすめです。
「手当て」の力を実感できるので、
あなたの「手当て力」に
自信が持てるようになるでしょう。
痛いところでなくて良いのです。
まずあなたの手を温めてから
朝起きた時でも、
寝る前でも
お風呂に入りながらでも
服の上からでも
1日何回でも大丈夫。
手のひらをお子さんに当てて
手のひらで呼吸をするような感覚で
お子さんを感じてみてください。
頭、可愛い頬、
お胸、お腹、背中、
小さな手、小さな足
特に乳幼児期のお子さんにとっては
手当てには
単なる「応急的な対処」以上の
力があることを
実感できるはずです。
手当てをしている手から
お子さんの体温や呼吸を感じることは
手を当てている大人にとっても
心身の栄養となり
心の安定や生命力の活性につながります。
お子さんにとっても
信頼できる大人から
手を当てられる時間があるということは
心身の栄養となり
自尊心が満たされます。
なので、お子さんへの
手当てを続けていくと
あなたやお子さんに
睡眠の問題がある場合にももちろん
いつの間にか解消されていきます。
妊娠中のあなたは
お腹に手を当ててみてください。
ちょっと大きなお子さんの場合は
お子さんが受け入れる時を見つけて
手当てしてみてください。
例えば
自分から甘えてきたときや
体調の悪い時。
そのうちに
お子さんの方から
手当てをして欲しい時に
寄ってきたりしますよ。
嫌がる時は無理にしないであげてくださいね。
※あなたのお子さんが皮膚感覚に敏感な場合は
特別なやり方があります。
お気軽に個別相談でご相談くださいね。
どんな言葉よりもあなたの手当てが助けになるときがある
私は看護師の仕事をしてきて
一番使ってきた看護ケアは
「手当て」かもしれません。
といっても
看護学校でカリキュラムにあったわけではなく
無意識のうちに行っていたと言ったほうが
正しいかもしれません。
「辛い気持ちになっている患者さん」
「悲しい気持ちになってしまっているご家族」への手当て。
看護師ほど頻度は高くないかもしれませんが
あなたも無意識にやっていることでしょう。
「背中に手を当てる」こと。
もし背中に手を当ててもらったことが
あなたにあるなら
親しい友人や身内に
背中に手を当ててもらった時
どのような感じがしましたか?
胸が緩んで
ほっとしたような感覚がありませんでしたか?
実はあなたも無意識に手を当てている部分
肩甲骨の間くらいの胸椎四番は
「悲しみの椎骨」とも言うのです。
悲しいことに限らず、
親しい人からの手当ては心の安定につながり、
生命力(免疫力)の活性化に繋がります。
ご両親、ご主人、奥様、親しい友人などに
背中のお手当てとりいれてみてくださいね。
睡眠の問題が生じている場合、
自然に解消していくことが多いです。
眠れないが眠れるになる手当てのセルフケア
いつでもどこでも災害時でも!
何かをそろえたり準備をする必要もなく
あなたの手があれば
できるセルフケア
手を当てるだけの「手当て」
あなたが眠れないとき、眠りづらい時
どこでもできるセルフケアとして
知っておいて損はないですよね。
参考として
眠りづらいときの手当てとして代表的なものと
その主な意味をあげておきます。
手を当てるときは、
当てる場所の意味で決めるのではなく、
まずはいろいろな所に手を当ててみて
自分が一番落ち着く所が
今のあなたにあっているということです。
手は両手でも片方でも、
右手と左手を別の場所に置くのもOK。
あなたがリラックスできる方法で
手を当ててみましょう。
①おでこ〜頭にかけて(目の上にかかってもOK)
・脳や目の疲労回復
・ストレスの軽減
・リラックス
②首の後ろ~首の付け根
・首〜肩の血行改善
・ストレスの軽減
・緊張緩和
③胸の上(手をクロスしてもOK)
・免疫力UP
・ストレス軽減
・安心感
④胃〜脇腹
・消化&解毒促進(食べ過ぎ、飲み過ぎの後)
・ストレス軽減
・リラックス
⑤下腹部
・お腹の張りや生理痛などの軽減
・ストレス軽減
・自信の回復
⑥脚の付け根
・便秘や下痢の改善
・ストレス軽減
自分では気がついていない
表面には表れていない
体の不調や心のストレスなどが
眠りづらさの原因となっていることもあります。
しつこいようですが、
手の当てる部位は
自分が原因だと思う部位にこだわらずに、
いろいろな所に手を当ててみて
一番ほっとする
リラックスできる所にしましょう。
誰もが持っている「手当ての力」
いかがでしたでしょうか。
この「手当ての力」
実は単なる「応急的な対処」には
とどまらない力を持っているのです。
とはいっても!!
どんなに素晴らしい手当ての力が
あなたに戻ってきたとしても
決して
「私のハンドパワーでなんでも治しちゃいます!」
なんて商売しないでくださいね!!
あなただけが持っている力ではないので
恥ずかしいだけです。
まだエビデンスとなるほどの数の
研究や解明はされていませんが、
「誰もが持っている力であり
自己治癒力を高める」ということは
すでにわかっているのです。
手から出ている「遠赤外線」が、
手を当てている部分と「共鳴」して
じんわりと温まること。
鎮痛作用のある神経伝達物質
β-エンドルフィンの濃度が高まること。
幸せホルモンと言われるオキシトシンが
分泌されて全身にひろがること。
など多くのことがすでに研究で確認されています。
幸せホルモンのオキシトシンには
催眠作用もありますよね。
なので、特に「眠り」に関しては
「手当ての力」を実感しやすいことでしょう。
今後研究が進むと
「手当て」の効果の根拠について
多くのことが解明されていくのでしょうね。
「手当て」は
いつでもどこでも何もなくても災害時にだって!
あなたの手があればできる
あなたとあなたの家族が笑顔になるための
知っているだけで心強い
セルフケアの一つなのです。