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セルフケア ナースYUKOのコラム 不眠 季節 梅雨 睡眠障害

眠れないのは梅雨のせいかも?その不調の原因と対策とは!

2022年5月29日

ベタベタ、ムシムシ、ジトジト、、、


梅の実にとっては恵みの雨、夏の水不足解消のためにも大事な雨ですが…

「寝ているのに疲れがとれない」
「夜中に目が覚めてしまう、眠りが浅いのかも」
「体がだるくて重い、寝てもむくみがとれない」

梅雨ダル、梅雨バテ…梅雨の時期は、心身ともに不安定になりやすいのです。
そして 1年間で1番 睡眠の悩みを感じる方が多い季節なのです。


梅雨の時期こそ、心は晴れやかに 心地よい睡眠で乗り切りましょう。


こんにちは。
あなたのココロとカラダのお悩みを根本改善する究極の健康美容法
ナースYUKOの すごい睡眠 ディープスリープケアです。

今回は、睡眠れないのは梅雨のせいかも?その不調の原因と対策とは についてお話ししていきますね。

梅雨の時期に起こりやすい不調とは

梅雨の時期に起こりやすい不調をみていきましょう。

体が重くてだるい
頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、寝付けない、朝起きられない

食欲不振
消化不良、下痢、便秘、吐き気、むくみ、新陳代謝の低下

思考、集中力の低下
イライラしやすい、ダラダラしがち、焦りや不安感が高まる、気力の低下

持病の悪化
関節痛、神経痛、古傷が痛む、アレルギー発症など


梅雨の時期特有の不調や眠りにくさの大きな原因3つ

梅雨の時期の不調や不眠の大きな原因は、

高湿度日照不足、低気圧

3つです。

原因1:高い気温と多すぎる湿気

日本人が快適に感じる湿度は、約50〜60%と言われていますが、梅雨の時期には80%近くなる日もあります。

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体の中に水がたまってむくみとなります。

消化酵素の働きも悪くなり 食欲がないなど胃腸系の不調が生じます。

また、寝具も湿っぽくなり ダニやカビの温床となります。

湿っぽい布団では、寝つきの悪さがおこり、良質な睡眠は得られません。

原因2:太陽の光を浴びる時間が少ない

私たちの体内時計は、朝に太陽の光を浴びることで、覚醒スィッチが入ります。

太陽の光は、眠りホルモン「メラトニン」を抑制して眠気を収め、覚醒を促すホルモン「セロトニン」を分泌させ始めます。

「セロトニン」は別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、気持ちをあげる役割も果たしています。

梅雨の時期は日照時間が短く、部屋の中で過ごす時間が増えますね。

日中に太陽光を浴びる時間が不足してしまうと、自然な眠りを誘うメラトニンや 精神を安定させるセロトニンの分泌量が減り、一時的なうつ状態や睡眠障害に陥りやすくなるのです。

原因3:低気圧が自律神経のバランスを乱す

本来昼間は、活動モード(やる気スィッチ)の交感神経が優位ですが。

低気圧となると酸素も薄くなり、活動するには適さない環境だと自律神経が感知します。

お休みモード(リラックススィッチ)の副交感神経が優位となるため、昼間でもやる気スィッチがはいらずに、だらだらとしてしまったり、やる気になれません。

副交感神経が大きく崩れ始めると、自律神経全体のバランスがとれなくなり、

睡眠が浅くなる、
寝付けない、
夜中に何度も目が覚める、
朝早く目が覚めてしまう

といった睡眠の悩みも生じてきます。

梅雨の時期に快適に眠るための対策4つ

梅雨の時期に快適に眠るためには、

湿度、自律神経、太陽の光を浴びること
をコントロールすることがポイントです。

対策1:エアコンで室温を26度、湿度50〜60%に設定してスッキリ眠ろう

眠る30分前にはエアコンを入れて、室温26度湿度50〜60%にしておきましょう。

(質の良い睡眠には、パジャマと軽い掛け布団は必需品です!)

機能のよい低燃費のエアコンであれば、朝までつけておくことをおすすめしますが。

そうでない場合は3時間タイマーをかけておくことをおすすめします。

対策2:布団も除湿してサッパリ眠ろう

寝室を快適にしても、布団が湿ったままでは 質の良い睡眠にはなりません。

湿った布団はダニやカビでいっぱいです。

梅雨の合間に1週間に1回は外で干すことが理想ですが、仕事をしている身には 難しい話です。

そんな時は布団乾燥機がおすすめ。

最近は小型の安価なものから、洗濯物の除湿と兼用の多機能タイプまで様々な商品があります。

忙しいあなたにぴったりのものを選ぶと良いでしょう。

最近は殺菌効果のある布団専用クリーナーもありますね。

どうしても忙しい日は、シーツだけでも清潔なものを使用すると良いでしょう。

対策3:雨の日でも太陽の光を浴びてタップリ眠ろう

覚醒ホルモン「セロトニン」をじゅうぶんに分泌させるためには、2500ルクス以上の光が必要です。

これは晴れた日の屋内の明るさです。

雨の日は光が少なく感じますよね。

実はなんと、雨の日の屋外は、5000ルクスもの太陽の光があるのです。

雨の日でも 1時間ほど屋外で過ごせば、じゅうぶん!


しっかりと覚醒ホルモン「セロトニン」が 分泌されます。

屋外に出れない日も、
朝起きたらすぐにカーテンを開けて、窓際で作業するなど

太陽の光に意識をむけるだけで、睡眠のお悩みが解決するかもしれません。

最近は、光目覚まし時計というものもありますよ。


対策4:38〜40℃のお風呂で自律神経のバランスを整えてグッスリ眠ろう

梅雨シーズンは1年間のなかで1番、自律神経のバランスが崩れやすい時期です。

いつも以上にリラックスタイムをつくるように心がけることが大事です。

1番のおすすめは、寝る1~2時間前の入浴です。


38~40℃のお風呂に10~15分浸かると 心と体のストレスが溶け出していきます。

ストレスが溶け出す〜

手足の血行もよくなり、お休みモードの副交感神経のスイッチが入ってリラックス。

深部体温の変化で眠気が起こり、スムーズな睡眠につながります。


いかがでしたでしょうか。

梅雨の時期は1年で一番、不眠を訴える方が多い時期です。

ぜひ、湿度と太陽の光、自律神経をコントロールして、すごい睡眠で乗り切っていきましょう!

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